烏枢沙摩明王とは?トイレ神様の貼り方など解説。

ステキなお掃除

すてきな暮らしをしていくには、そわかの法則を楽しみながら実践していくのが良いのでは?と思っております。

このそわかの法則の「掃除」に出てくる烏枢沙摩明王っていうのは、一体、どんな存在なのでしょうか。このページでは、この「烏枢沙摩明王」(うすさまみょうおう)様について解説してみます。

烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)とは?

皆さんは烏枢沙摩明王という神様をご存知でしょうか?

烏枢沙摩明王様は、「うすさまみょうおうさま」と読み、密教で信仰される仏教の神様です。その由来は古代インドの仏教経典にまでさかのぼります。烏枢沙摩明王様は、黒い肌と怖い顔つきが特徴で、鬼神として崇められています。この神様は悪霊や疫病などの邪悪な存在を退治し、信仰者を守ってくれるとされています。また、彼に関連する祭りや風習もあり、特に日本では節分などの行事で烏枢沙摩明王を祀ることが行われています。

ちなみに、烏枢沙摩明王は 別名もあります

ちなみに、この神様、別名もあるみたいです。

それは、インドにおいては「ウッチュシュマ」という名で知られており、これは音写された表現が、烏枢沙摩明王となっております。ウッチュシュマという単語は、その語源から「ぱちぱちと燃える」といった活発な炎の揺らめきを示唆する意味合いを含んでいる。この呼称が示す通り、烏枢沙摩明王は、その神性を象徴するかのような、炎のような情熱と強さを持っているとされている。

この名前には、他にもいくつかの意訳があります。その中でも特に知られているのは、「火頭金剛」「不浄金剛」「穢跡金剛(えせきこんごう)」という呼び名で、これらの意訳は、烏枢沙摩明王様の象徴する特質や力強さをさまざまな側面から示しています。

烏枢沙摩明王様は、仏教の伝承や信仰の中で重要な存在とされ、清浄さや悪を退ける力を備えた存在として尊崇されてきました。その名前の背後には、燃え盛る炎のような情熱と、浄化と保護の力強さが結びついており、これはまさに仏教の精神を象徴するものと言えるでしょう。

烏枢沙摩明王様は紫陽花(あじさい)がお好き?

烏枢沙摩明王様は、紫陽花と深い関係があります。烏枢沙摩明王様は、仏教の明王のひとりであり、日本では特に信仰が厚く、多くの寺院に祀られています。烏枢沙摩明王様の信仰は、夏に盛んに行われる特徴があります。一方、紫陽花は、日本の夏の風物詩であり、その美しい花が人々に癒しや涼を与えてくれます。烏枢沙摩明王様と紫陽花は、夏の季節に共通する要素として、一緒に祀られることが良くあります。烏枢沙摩明王様の祭りや供養の際には、紫陽花を使ったり、紫陽花の花を献花することがあります。このように、烏枢沙摩明王様と紫陽花は深い関わりを持ち、夏の風物詩として人々に親しまれています。

「トイレ神様」その前に。禅寺のトイレは、なぜ「東司」と呼ぶのか?

東司(とおす)とは、禅寺における特別なトイレのことを指す言葉であり、日本の禅寺では、トイレは通常の利用だけでなく、禅の修行の一環としても使用されております。禅寺では身体の浄化を通じて心の浄化を目指すため、身を清める場所としての役割を持ちます。また、東司という言葉は、禅寺におけるトイレの場所が東側にあることに由来しており、東は日本の風水や文化的な意味でも重要視される方角であり、特別な名前が付けられているとのこと。ちなみに、静岡県袋井市の可睡斎には大東司(だいとうす)というトイレがあり、日本一の烏枢沙摩明王様が、飾られているみたいです。一度、訪れてみたいものです。

可睡斎の公式webサイトは、下記から

秋葉総本殿 可睡斎 公式ホームページ
秋葉総本殿 可睡斎 公式ホームページ

烏枢沙摩明王様をトイレ神様としての崇拝しましょう。

新しい家を構える時に、神さまが到着します。それぞれの神さまが大切にする場所があります。その場所と特性を考えてみましょう。

1. 一番目…応接間
家の中で最も華やかな場所。訪れる人々を迎える場所として、美しい装飾が施されています。

2. 二番目…玄関
家の顔とも言える場所。立派な造りで、家の威厳と歓迎の意を示しています。

3. 三番目…寝室
家主たちが安心して休むための場所。安らぎとプライバシーを大切にしています。

4. 四番目…居間
家族や友人が集まる場所。笑顔と温かいひとときが交わされる場所です。

5. 五番目…台所
お料理を提供する場所であり、家庭の活動の中心でもあります。しかし、同時に不要なもの(ゴミ)も出る場所でもあります。

6. 六番目…お風呂
身体を清潔にするための場所。リフレッシュと健康を大切にします。

これらの場所を神さまは順番に訪れますが、最後に残る場所があります。

7. 七番目…トイレ
基本的には清浄ではない場所とされています。なぜ神さまが最後に訪れるのでしょうか?

その理由は、神さまが手を抜いて訪れるわけではなく、むしろ新しい家を持つ家主さんのために、財産と力を駆使して宝物を詰め込んで訪れるからです。その姿はまるでサンタクロースのようであり、荷物が重たいために急ぎ足で走ることができないのです。そのため、新しい家に到着する時には、もうトイレしか空いていないのです。

この七番目の神さまこそが、「烏枢沙摩明王」さまだったのです。ですので、植村花菜さんの「トイレの神様」でも聞いて、トイレの神様を大切にし、貴方も金運アップを図りましょう!

トイレの神様/植村花菜

烏枢沙摩明王のトイレの貼り方

さて、これだけありがたい神様です。大切にしても絶対にバチは当たりません。そこで、
烏枢沙摩明王の絵やイラストをトイレに貼る方法について詳しく説明しておきます。

烏枢沙摩明王は、トイレの神様として崇拝されており、その絵やイラストをトイレに貼ることによって、トイレの清浄さや厄除けの効果を期待する人々が多くいます。貼り方としては、

まず適切な位置を選びます。

烏枢沙摩明王を貼る場所は、トイレの入り口付近や便座の近くなど、目につきやすい場所がおすすめです。

次に絵やイラストを選びます。

烏枢沙摩明王の絵やイラストは、インターネットや書店で入手することができます。自分の好みやトイレの雰囲気に合ったものを選ぶと良いでしょう。選んだ絵やイラストは、簡単に貼ることができるマスキングテープや両面テープを用いて壁に貼り付けます。貼り方の注意点としては、トイレの壁に傷をつけないようにすることや、貼り終わった後にしっかりと押さえておくことが重要です。烏枢沙摩明王の絵やイラストをトイレに貼ることによって、トイレの清浄さや心地良さを感じることができ、厄除けの効果も期待できます。ぜひ試してみてください。

最後に、烏枢沙摩明王には、どこで会える?

烏枢沙摩明王には、前に書いた静岡県にある可睡斎の大東司(だいとうす)で会うことができます。大東司は、烏枢沙摩明王を祀るために建てられた建物であり、烏枢沙摩明王を崇拝する人々が集まり、信仰の行事や祭りが行われる場所です。大東司は日本各地にも点在し、それぞれの地域で特色ある風習や祭りが行われています。例えば、烏枢沙摩明王の信仰が根強い伊豆の妙徳寺では、毎年8月29日に「東司まつり」が開催され、多くの人々が訪れます。花火や相撲などのイベントもありますので、日程があえば、参加してみてはいかがでしょうか。

明徳寺東司まつり | 伊豆半島観光情報サイト-IZU Peninsula-
伊豆半島の真ん中に位置する天城湯ヶ島にある明徳寺で毎年8月29日に行われるのが、550年前より祀られる東司(便所)の守護神烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)様の例大祭です。伊東市「音無神社」の「尻つみ祭り」、東伊豆町稲取「どんつく神社」の「どんつく祭」とともに伊豆三大奇祭のひとつとして数えられています。

以上、烏枢沙摩明王さまに関する情報でした。

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