2つの脳の欲求を上手にコントロールして「すてきなくらし」を手に入れましょう。
2016/07/06
基本的な考え方をすると脳の欲求というのは「安楽の欲求」と「充実の欲求」という2つの欲求があります。この2つの欲求をうまくコントロールして充実したくらしを手に入れたいものです。本日は、そんなお話を。
まず「安楽の欲求」とは?
実は、脳はほっておくと、必ず「安楽の欲求」を求め始めます。安楽の欲求とは「休みたい」とか「さぼりたい」とか「このまま寝ておきたい」とか、朝起きたくないとか、身体を休ませよう、刺激が少ないほうにもっていこうというする欲求です。
この欲求は、生きている以上仕方がありません。脳の基本的な身体を守ろうとする欲求ですので。仕事がなくて、朝、そのまま寝ていれるなら、そのままの方が「楽」に生きれます。その方が良いに決まっています。
しかし、適度の安楽は良いにしても、その刺激のない生活は、楽しいでしょうか?多くの方が「何だか楽しくない」と感じるのではないでしょうか。それは何故でしょうか?例えば、日曜日。休日だったので、お昼過ぎに目覚めて、ぼーとテレビをつけていたら、夕方になってて買物を行くのも面倒なので、そのままありものでご飯を食べ、パソコンをつけながら、寝落ちする…。
こんな経験ある方も多いはず「安楽の欲求」に流されると…。
「充実感がない」
のです。そうです、「安楽の欲求」に流され過ぎると充実感とはほど遠い生活になってしまいます。
では、充実の欲求とは何か?
では、逆に「充実の欲求」とは何でしょうか。充実の欲求とは、書いている字の如しで充実したいという欲求です。充実感を感じることは、人それぞれです。ガンプラを作っている時間に充実感を感じたり、ゴルフをしている時間に至福の充実感を感じたり、それは人それぞれです。
一方、趣味の世界ではなく、仕事に対しての充実感とは、何でしょうか?
それは、誰かのお役に立てているということを感じる以外はありません。飲食店で働いていて「美味しかった!また来るわ!」と言われたとき、美容室で「ステキな髪形にしてくれてありがとう!」と言われたとき。そんな直接的なこともあるでしょう。
そんな直接的なことでなくても、B2Bでも納品に行ったらクライアントが「いつもありがとうね。助かったわ」と言われたとき。そんな時には充実感を感じるのではないでしょうか。
「安息の欲求」と「充実の欲求」をどうコントロールするのか。
脳には「安息の欲求」と「充実の欲求」があることが解かって頂けたと思います。では、どうコントロールするのか?ですが、3つほどポイントをアドバイスしておきます。
その1「いきなり頑張らない」
さぼり癖があるので「安息の欲求」の時間を減らして「充実の欲求」を増やそうと、急にやっても直ぐに戻ってしまうものです。ですので、まずは頑張って何かしようとしないことです。その前に、一度、時間管理をして、自分の時間の使い方を客観的に見て、どこをどう改善したほうが自分は良いのか?を、まず把握することの方が大切だと思います。
その2「習慣化する」
充実した「すてきなくらし」をするには習慣化することを増やした方が良いともいえます。勝手にやっていた…。というものです。車の運転をするのに、いちいち、左ウインカーを出して、ハンドルを2回転させながら、ブレーキ踏んで、歩行者き気をつけて、なんて考えていない様に、生活の中でも習慣化されているもの。まずは、いらない習慣から取り除くのが良いと思います。
例えば…。
- 朝一でテレビをつける習慣をやめる
- 毎晩お酒を飲んでいる習慣をやめる
- 通勤電車でゲームをする習慣をやめる
- 就寝前にパソコンでSNSを見る習慣をやめる
いらないものを取り除くと、新しく入ってくる時間ができます。通勤電車でゲームをやめて「安息の時間」にするというのも、良いと思います。
その3「充実感をコントロールする」
「安息の時間」「趣味や家庭での充実の時間」「仕事での充実の時間」。安息か充実の時間で一杯になるのが理想的ですが、なかなか、そうはいかないケースもあります。安息という意識ではなくダラダラとネット動画を見ていたり、充実していない仕事をしていたり、家族と充実した時間がおくれなかったり…。
そんなときは、まず、一旦、問題をおいておきましょう。そして、自分に問いかけましょう「どうしたら、充実した仕事時間が過ごせるのか?」「そのために自分は何かできるのか?」と問いましょう。
「どうしたら、充実した仕事時間が過ごせるのか?」→「部長が、あんな態度を示さなかったら、充実するのに!」とか、他人が、どうのこうの言っても仕方ありませんので、その時のために「そのために自分は何かできるのか?」と問いましょう。
まとめ
今回の原稿は如何でしたでしょうか。細かいノウハウはともかく、脳には「安楽の欲求」と「充実の欲求」があり、それらをうまくコントロールしていくことが「すてきなくらし」につながっていく。ということをまず理解して頂ければ良いかと考えております。是非、充実した「すてきなくらし」を手に入れてくださいね。
<参考文献>
この「安楽の欲求」と「充実の欲求」の話は、福島正伸氏の「夢を叶える」という著書の中で詳しく書かれています。もっと詳しく知りたい方は、こちらの本で読んでみてください。
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しおみ まさはる

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