きっとあなたは幸せになる。恩を先送りにするペイフォアードという生き方のススメ
「ペイフォワード」という映画をあなたは見ましたか?
私は、何度が見ました。内容は、下記の通り。
中学1年生(アメリカでは7年生)になったばかりの彼は、社会科の最初の授業で、担当のシモネット先生と出会う。先生は「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を生徒たちに与える。生徒達のほとんどは、いかにも子供らしいアイディアしか提案できなかったが、トレバーは違った。彼の提案した考えは、「ペイ・フォワード」。自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものだ。
wikipediaより引用
「恩」には「恩返し」という考え方と「恩送り」という考え方があります。例えば、両親に何かしてあげたいというのは「恩返し」です。親からの愛情を沢山もらったので、それに報いてあげようというものです。一方、恩送りというのは、親からもらった愛情を自分の子供に注いでいこうという考え方です。どちらも大切な考え方だと思います。
では、ペイフォワードが言っている「恩送り」という考え方は、どうなのでしょうか。
私が思い出すのが「天国」と「地獄」の鶴の話です。どんな話か?と言いますと、天国でも地獄でも、円卓に鶴がいます。鶴はクチバシが長い生き物です。そして、長い箸があり、食べものが真ん中に置かれています。この状態で「地獄にいる鶴」は、自分で一生懸命、自分のクチバシに食べ物を入れようとするので、うまくいきません。何度も何度も試みますがダメです。当然です。長いクチバシに長い箸。食べ物をうまく食べれるわけなどありません。一方「天国の鶴」は、どうしたか?というと。長い箸を使って、自分の対面の鶴に食べ物をつかんであげています。当然、そっちの方がうまくいきます。自分で自分の食べ物を食べようとするよりも、相手に食べさせてあげる方がうまくいきます。すると、対面の鶴はお返しに、食べ物をくれます。そして「天国の鶴」は幸せに暮らせるのでした。
どうですか?これ。
ペイフォワードでもそうですけど、まず、自分が!自分が!と考えない。誰か違う人のためにとか、対面にいる人のために食べ物を入れてあげる。そうすることで、やがて自分にも食べ物をくれる人が出てくる。ペイフォワードも天国と地獄の鶴の話も本質は同じです。
もちろん自分のことも大切です。
しかし、少しだけでも「誰かのために生きる」。そんな生き方を志す。そうすることで、すこしすてきな生き方ができるのではないでしょうか。私は、そう思います。
あ、映画、見ていない方がいましたら、是非、一度、ご覧くださいね。あなたも「すてきなくらし」をして頂くために。
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しおみ まさはる

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